このよでいちばんはやいのは
気が付けば一か月近く経ってしまっていました。
なんとか夏休みを過ごし、長男は元気に夏期保育に行っています。
色々書き残したいことはあるのですが、まずは絵本の記録から。
夏休み中も図書館で定期的に借りて乱読状態だったのですが、ここ最近印象残った本が表題です。
『このよでいちばんはやいのは』
出版社のあらすじ。
「このよでいちばんはやいのは」さて何でしょう?カメよりもウサギよりも、チータが速い。海にはチータよりも速い魚がいる、いやもっと速く飛ぶ鳥がいる。鳥より速い新幹線、と色々なものの速さを比べていきます。新幹線より、ジェット機、ジェット機よりゴーンと聞こえるお寺の鐘の音…。そして一番速いのは光?いえいえ、光より速いものがまだあります。意外な答えが、絵本の中で待っています。
訪れた図書館のピックアップコーナーにあったので、内容も特に確認せず、生き物の足の速さや乗り物との比較の科学系絵本かな、とあたりをつけて私が選んで借りました。
読んでみたら意外や意外、科学系だけではなく、哲学的な話でした。
ネタバレですが、光よりも早いのは「人間の想像力」と話が展開し、最終頁の作者からのメッセージ的なページが深い。大人ははっとさせられました。
手元に置いて、折々に読み聞かせたい絵本。あわよくば、成長した子供たちが節目節目に自分で読み返してかみしめてほしい本。
今回は図書館で借りましたが、近日中に購入して手元に置こうと思います。
まず、私が折々で読み返したいです。
そして、子供たちは想像力という豊かな海を持ち続けてほしいなぁと思っています。